◆はじめに◆ |
「東京国際エンタテインメントマーケット2004」に行って来ました。
発売前にプレイできる最後のチャンスでしょうか。「ドラクエ8」の試遊台は5台だけでしたが、人が少なかったので、それぞれ5分のバトルモード、ストーリーモードを2回ずつプレイしました。本当はもっとやれたんですが、連続徹夜だったもので、しばらくは他の人のプレイを見ていました(笑)
1回5分程度のプレイなのであまり大したことはわかりませんでしたが、ネタバレ要素はあるので、見たくない人は避けてくださいね。
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◆ストーリーモード◆ |
- 「トラペッタの町」でスタート。パーティーは主人公とヤンガス、トロデは馬車に待機。
- 操作は「ドラクエ7」「PS2版ドラクエ5」に慣れている人なら問題ない。LRで回転しながら進みます(笑) 初体験の人は慣れるまでは我慢ですね。
- トゥーンシェイド技術のおかげか、アニメ化された画面に違和感はなく、目が回る印象もほとんどない。
- 視点はほぼ目線なので、町もこれまでと比べて広く感じ、迷いやすいかもしれない。しっかり周囲の位置関係を把握し、マップを確認しながらの移動となる。
- ダッシュは定番の「Bボタン+方向キー」、左のアナログスティックでの操作ではデフォルトでダッシュになっている。今回も△は便利キー。
- 右のアナログスティックでは視点の上下の方向を変えることができる。
- トロデに、ドルゲマスに関する情報を集めるよう言われ、ドルゲマスに魔法を教えたマスター・ライアスを探すことになるが…。
- ある家が焼き討ちにあったらしい。橋の上のイベントでその様子をうかがうことかできる。
- 盗賊の鍵があるらしい。トラペッタで手に入りそう!? 鍵のかかった宝箱もある。(ドラクエ7では開かない宝箱があったが今回は全て開くことを祈る…)
- もちろん井戸に入れる。皮の盾の入った宝箱がありました。
- トラペッタに落ちているアイテムは皮の盾、金、薬草、毒消し草、キメラの翼など。
- 酒場にルイネロがいて愚痴を聞くことができる。
- しばらくしてから馬車に戻るとトロデがいじめられている(笑)
- 仲間との会話は1人1人指定する。結構面倒かもしれない。
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◆バトルモード◆ |
- 少し進んだ状態らしく、今度は4人パーティーの状態で始まる。
- 堀井氏の言う通り、見渡す限りの広大な世界が広がり、視点が目線に近いことから位置をつかみにくいので、逆に冒険心をかきたてられるかもしれない。
- フィールドの牧場のような場所で牛などの動物がいた。話しかけることもできる(笑)
- フィールドでもダッシュが使える。
- フィールドに道標あり。8では迷うこと必至なので役に立ちそうです。
- トラペッタの町のすぐ外に民家と教会があり、民家には絹のローブ、教会には小さなメダルがある。
- 民家、ダンジョンへの切り替えはスムーズ。フィールドも町も室内も全て同じ面で展開されていると実感。
- 移動シーンから戦闘シーンへの移行はスムーズ。
- モンスターの落としたアイテム「赤い○○」はおそらく、錬金(アイテム合成)の材料かと思われる。
- 既報だが、パーティー全体に対しても、個々のキャラに対してもそれぞれ作戦を指定できる。
- 戦闘シーンはド派手。特技は臨場感があり見物だが、気になる攻撃モーションは速いので、それほど時間的ウザさは感じなかった。
- 戦闘後はFF7以降のように4人が横並びになるが、移動シーンへの復帰にはしばらく時間がかかるのが気に掛かる。
- 「おどかす」はパーティー全体での行動になるので、通常攻撃ができなくなる。全く効果がないことのほうが多いらしく、逆撃も被るので使い所が難しいかも。効く相手には効果的なんでしょうけど。
- メンバーが毒や呪いなど、特殊効果がかかった状態が見た目にもよくわかる。
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◆その他◆ |
- 主人公の特技は剣スキルの「メタル斬り」「ドラゴン斬り」「火炎斬り」、ブーメランスキルの「クロスカッター」 ブーメランスキルはもちろん装備を切り替えないと使えない(戦闘中の装備変更可能)。呪文はギラ系など、今までの勇者タイプの典型かも。
- ヤンガスの特技は格闘スキルの「爆裂拳」「正拳突き」「おたけび」、フィールドでは「盗賊の鼻」「忍び走り」「口笛」など盗賊系のスキルもあった。「鎌スキル」か「人情」スキルか…スキル関係なく覚えるキャラ特有のものかどうかは不明。呪文はホイミ系。
- ゼシカの特技は鞭スキルの「しびれ打ち」「双竜打ち」、お色気スキルの「投げキッス」(ダメージ技でした(笑)) 呪文はメラ、ヒャド、イオ系、ピオリム、ルカニ系。ピオリム復活!(笑)
- ククールの特技は弓スキルの「ラリホーアロー」 呪文はスカラ系、バギ系、ホイミ系など。
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◆総評◆ |
やはり視点が目線に近いので、町の中・フィールド共に迷いやすい印象を受けました。それが今回の醍醐味といえば醍醐味ですね。フィールドではちょっとした丘の段差ゆえに進めなくなっている部分があるなど、「あれ?」と思わせる部分はありました。他のRPGではよくありますが、ドラクエと思うと若干違和感を感じるかもしれません。操作性は従来のシリーズの経験者であれば何の問題もありません。前述しましたが、目も回りません(笑)
フィールドで建物を発見した時などはちょっとホッとしたり、「おお!!」と思うかもしれません。視点が見下ろし型だと地形に関係なく先のほうまで見えてしまいますので、こういう感情は湧きにくいものですね。前シリーズまであまり役に立たなかった「鷹の目」がついに大活躍する時が来たようです(笑)
キャラの頭身がリアルになったことによる「こんなのドラクエじゃない…」という印象は全くありませんでした。むしろ鳥山明デザインのキャラでそのままプレイできる喜びのほうが大きいでしょう。
音楽は周りがうるさいのであまり聞こえませんでしたが、PS2版ドラクエ5についていたプレイデモと同じでした。私はどれも結構気に入ってます。戦闘シーンなどはドラクエ以外で見せていた往年のすぎやま節が炸裂しているとも言えます(笑)
結論は「ドラクエ」はやはり「ドラクエ」 安心してプレイしましょう(笑)
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